ST_FUNC開発日記

建築構造設計Excelアドイン開発の記録

断面性能の座標軸の変更

最近のReactの話からちょっと変わるが、断面性能関数の設計方針

強軸、弱軸をX,Yとするか、Y,Zとするか。

前者は断面をXY平面と見たもの。後者は、線材をイメージして材軸方向をXとしたもの。

今回はStbAnaSectionに準じて、強軸をY、弱軸をZとすることにする。

という風に記載した。

しかし、次にロールHの断面性能を作成しようとして、鋼構造許容応力度設計基準の付録やその元ネタのJIS G 3192とかを見てみると、

基本的に強軸X、弱軸Yになっていた。

ロール材はデータベースを用意してそこから数値を参照することを考えていたが、こうなると、参照するテーブルと記号が変わるというややこしいことになってしまう。

ということで、JISに合わせて強軸X、弱軸Yとすることにした。

また、XYの表記も、JISに合わせて小文字にすることとした(Ix, Iyなど)。

ということで、関連するコードを頑張って書き直してみた。思ったより数が多くて大変だった・・・。

(直し忘れもありそう。見つけたら教えてください)

断面の部材座標軸の変更 · st-func/st-func-ts@6ba447d · GitHub

断面の部材座標軸の変更 · st-func/st_func_addin@b23967b · GitHub

断面の部材座標軸の変更 · st-func/st_func_docs@09bae48 · GitHub